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ボクシング東日本新人王ー母校・花咲徳栄高で日本一誓う

横内、関根選手が報告

 

 東京・後楽園ホールで19日に行われたプロボクシングの東日本新人王戦で、花咲徳栄高校(加須市)出身のウエルター級横内龍也選手(23)=一力ジム=と、スーパーライト級関根幸太朗選手(24)=ワタナベジム=がそろって優勝した。22日、同高を訪れて恩師らに報告し、日本一の達成を誓った。

プロボクシングの東日本を制した関根幸太朗選手(左から2人目)と横内龍也選手(同3人目)が母校を訪問。左は木庭浩介監督、右は田中一夫校長=22日、加須市花崎の花咲徳栄高校

 

 両選手ともに久喜市在住。横内選手は花咲徳栄高から平成国際大学を経て一力ジム入り。関根選手は花咲徳栄高から拓殖大学を経てワタナベジム入りした。来年2月6日には、ともに西日本の優勝者と日本一(新人王)を懸けて対戦する。

 東日本新人王戦では、ともに本領を発揮した。横内選手はウエルター級の決勝で芦沢広樹選手=角海老宝石ジム=に3―0の判定勝ち、関根選手はスーパーライト級の決勝で鳴海拓郎選手=RK蒲田ジム=に1ラウンドTKO勝ちした。

 恩師の木庭浩介ボクシング部監督は「2人ともチャンスをよく生かした。東日本の優勝は大きい。ここまでくればあと一つ、西日本優勝者に勝って日本一の称号新人王を取ってほしい」とエール。田中一夫校長も「積み重ねを大切に、さらに上を目指してほしい」と期待を込めた。

 横内選手は「東日本の決勝では得意の右フックが有効にヒットして勝てた。次は西日本優勝の平安山太樹選手=ナカザトジム=戦。相手を圧倒して勝ちたい」と闘志満々。

 関根選手は「得意なのは左ボディー。次は西日本優勝の山下玄輝選手=結花ジム=戦だが、得意の左ボディーで倒して日本一になる」と決意を語った。

 

=埼玉新聞2021年12月28日付け15面掲載=

 

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