ラジオやウェブ記事を制作し、感謝状を受け取った市立浦和高校と市立大宮北高校の生徒ら=14日、さいたま市役所
さいたま市立浦和高校と市立大宮北高校の生徒が市の魅力をPRするため、ラジオCMの制作、ウェブ記事の作成を行った。14日に市役所で開催されたお披露目会で、込めた思いや制作過程での苦労を語り、市都市経営戦略部から感謝状が贈られた。
ラジオCMを制作したのは両校の放送部で、市立浦和高校は「大宮盆栽村100周年」、大宮北高校は「安全意識の高いまち」をテーマに約20秒のCMを作った。市立浦和高校でナレーションを務めたのは2年の石川李桜さん(16)で「プロが使うような録音設備は初めてで緊張した」と振り返った。
大宮北高校のテーマを決めたのは部長の桐田真さん(17)。「さいたま市は全市立中学校にAEDが整備されている。安全意識が高いまちということを市民に知ってもらいたい」と語った。ナレーションを務めた1年の高橋春樹さん(16)は「プレッシャーはあったが、先輩たちが励ましてくれた。終わったときは達成感があった」と話していた。
ウェブ記事を作成したのは市立浦和高校3年の菅村美月さん(18)で、デザイナーと協力して作った。放課後に寄り道していたという氷川参道の店を紹介。「氷川参道は都会の中にあるゆったりとした空間。高校生ならではの視点で魅力を伝えたい」と語った。
ラジオCMはFM NACK5で放送される。市立浦和高校が19日午前7時59分ごろ、大宮北高校は26日午前7時59分ごろに流れ、その後は不定期で放送する。ウェブ記事は市魅力発信サイト「いいじゃん!さいたま」内で公開されている。
=埼玉新聞2024年3月19日付け9面掲載=
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