ポスターで呼び掛け
久喜市は市内郵便局と連携し、市民から提供を受けた食品を、市内で活動に取り組む子ども食堂やフードパントリーに届ける事業に取り組む。食材回収用のフードポスト設置に向け、県立鷲宮高校の生徒がポスターをデザインし、来局者に利用を呼び掛けている。
利用者から相談を受けた市内郵便局が、市に話を持ち掛け実現した。市と市内郵便局が設置に向け協定を締結。木製のポストを製作し、市役所や市内郵便局計8カ所に設置した。
市職員が定期的にポスト設置場所を巡り、集まった食料品を回収。市内で活動を進める子ども食堂やフードパントリーに提供する。
設置に当たり、県立鷲宮高校調理部の生徒がポスターをデザインした。同校の池田梨桜さん、本田亜未さんは市内鷲宮郵便局に設置されたフードポストを紹介し「フードポストを通じて困っている人を救いたいとの思いを伝えたい。知らない人に興味を持ってもらえれば」と利用を呼び掛けている。
=埼玉新聞2021年11月1日付け8面掲載=
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