女子 小林(宮崎)に45ー84 速さ対策も実らず
3年ぶり2度目の大舞台に挑んだ女子の昌平は悔しい初戦敗退。高さでは分があったものの、小林は13年連続38度目の出場を誇る全国の常連校。素早い攻守の切り替えに圧倒され、徐々に離されていく点差を詰めることができなかった。
相手の激しい守備に手を焼き、攻撃権を失うターンオーバーの数は28とミスが目立った。昌平の23本に対して45本の3点シュートを放り込まれ、成功率も相手が11・5%上回った。
「どこまで粘れるかと思ったが、一気にいかれた」と加藤監督。巧みなボールハンドリングで見せ場をつくった2年生の成田は「速さのあるチームを対策してきたが、コートの中で表現することができなかった」と肩を落とした。
終盤は焦りからシュートが決まらず、指揮官は「こうなる可能性があると伝えればよかった。戦術面を含め、どういう気持ち、精神状態で粘れるか、というところがまだなかった」と経験の差を悔やみ、「試合は惨敗だったが、次に向けて収穫があった」と選手たちの努力をたたえた。
=埼玉新聞2021年12月24日付け7面掲載=
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