全国高校囲碁選手権で7位に入賞した長野優希さん=26日、日本棋院
第47回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会が24~26日、東京都の日本棋院で開かれた。県代表で昨年の優勝者、長野優希さん(開智高3年)が女子個人戦で7位に入賞した。
男子個人戦には98人、女子個人戦には94人が参加した。長野さんは1次リーグ戦3局と決勝トーナメント1回戦に勝利した後、準々決勝で黒川理彩さん(東京)に最小差の逆転半目負けを喫した。
長野さんは「負けたとはいえ、いい勝負ができた。総文祭(高校総合文化祭大会高校総合文化祭大会)では、(3位だった)去年のリベンジを果たすべく優勝を目指したい」と31日からの総文祭での雪辱を誓った。
他の県代表のうち、男子の板垣翔音さん(川越東3年)、田坂心音さん(栄北2年)は1次リーグを突破し、トーナメント1回戦で敗れ、16強だった。
団体戦では、春の選抜大会準優勝の男子の川越東高、女子の星野高とも1次リーグで2連勝して3回戦で敗れ、ベスト8入りはならなかった。
各部門の優勝は、団体戦男子が仙台二高(宮城)、女子は花園高(京都)、個人戦男子は小島二十さん(大分)、女子は小室杏花さん(東京)だった。
=埼玉新聞2023年7月28日付け14面掲載=
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