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北関東高校陸上 全国懸け、あす開幕

 陸上の北関東高校大会は12日から4日間、茨城県の水戸信用金庫スタジアムで男女41種目が実施される。各種目の上位6位(女子棒高跳び、三段跳び、ハンマー投げは4位、男女競歩は5位、男女混成種目は3位までと4~6位の全国記録上位5位)までが全国高校総体(7月30~8月5日・滋賀)に出場する。県勢の活躍が期待される種目を中心に展望した。

 

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女子

100㍍ 200㍍ 遠山(伊奈学園)2冠期待

 100、200㍍は伊奈学園の遠山あんが最有力だ。県高校総体では南部地区大会後に右太ももを痛めた影響が残りながらも、100㍍準決勝で11秒69の自己ベストを更新した。同総体200㍍との2冠も獲得し、強さを証明した。大舞台にも強く、期待できる。
 中長距離は同総体の5000㍍競歩で大会記録の23分44秒48に迫った春日部女の土志田実桜が楽しみな存在。0秒15及ばなかったが、上位に入る可能性を秘めている。3000㍍は埼玉栄の松浦銘玉に目が離せない。
 七種競技で2連覇を視野に入れる山形美由紀(国際学院)も好記録の期待がかかる一人。同総体で2連覇を飾り、各種目で安定した成績を残した。円盤投げは内田夕喜、内田嘉穂(以上進修館)の姉妹ら注目選手がめじろ押しだ。

 

男子

100㍍ 200㍍ 佐藤(西武文理)初V狙う

 注目は100、200㍍で初優勝を目指す西武文理の佐藤快衛だ。優勝した県高校総体の100㍍では、予選で31年ぶりに県高校記録を更新する10秒32をマーク。同総体200㍍は20秒95の大会新で2冠に輝いた。文句なしの埼玉王者として北関東の強敵と競い合う。
 棒高跳びは越谷南の飯塚俊介と大森蒼以の両1年生に注目。同総体で飯塚は5㍍00を跳び、他を圧倒した。中学時代からお互いの実力を認め合う大森の奮起に期待。昨秋の県高校新人を制した羽生一の遠藤瑠久斗は雪辱に燃えている。
 昨年の北関東高校陸上5000㍍で14分12秒05の大会新を記録した馬場柚(埼玉栄)が2連覇を狙う。県高校総体で20分45秒75の大会記録で優勝した5000㍍競歩の吉岡新流(春日部)も栄冠を見据える。

 

=埼玉新聞2026年6月11日付け6面掲載=

 

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