埼玉県学校新聞コンクール　知事賞に松山高校

　第６７回埼玉県学校新聞コンクール（主催・県高校文化連盟、県学校新聞連盟、県高校新聞指導研究会、埼玉新聞社）の審査会が９日、川越市の県立川越高校で行われた。最優秀賞・県知事賞には松山高校が選ばれた。

闊達（かったつ）に意見を交換し合う教諭と新聞部員ら＝９日、県立川越高校

　昨年１１月から今年１０月までに発行された学校新聞を対象に、県内の高等学校１９校が参加した。内容の多様性、読みやすさなどの観点を基に審査が行われ、各審査員の得点を集計し順位を決めた。その結果、性格診断「МＢＴＩ」について掘り下げた川越女子高校が企画賞を受賞。文化祭情報をきめ細かく伝えた星野高校が速報賞を受賞した。
　審査会には各校の生徒も参加した。総合点で２位だった越谷北高校の森崎結南さんは「初めて参加したがとても勉強になった。各校の新聞の良さを新しい視点で見ることができた」と話していた。
　表彰式は２２日午後２時から、加須市の不動岡高校で行われる。

　審査結果は次の通り。

　【最優秀賞】松山（県知事賞）
　【優秀賞】越谷北（高文連会長賞）不動岡（県議会議長賞）、川越東（埼玉新聞社賞）、川越（新聞連盟賞）、
　【準優秀賞】久喜北陽（県教育長賞）、所沢北（テレ玉賞）、越谷南（東機システムサービス賞）、星野、川口東
　【優良賞】川越南、川越女子、春日部、熊谷女子、川越初雁、越谷西
　【観点別賞】企画賞＝川越女子▽速報賞＝星野▽レイアウト賞＝川越初雁▽写真賞＝川越南▽部説賞＝越谷南▽奨励賞＝所沢、桶川、春日部東

＝埼玉新聞２０２２年１１月１０日付け１８面掲載＝