手作りのマスク・カード・動画で
特殊詐欺防止に協力
特殊詐欺被害防止活動に協力したとして、川口署は20日、川口市立高校(井上清之校長)と川口工業高校(染谷明生校長)に感謝状を贈呈した。
同署によると、両校はキャンペーンで配布する啓発用マスクやメッセージカードを作製したほか、商業施設や金融機関で放映する啓発動画を製作するなどして、特殊詐欺被害防止活動に協力した。
マスクやカードは手作りで、今年9月のキャンペーンで配布。動画はJR川口駅の大型ビジョンなどで来年3月まで放映される。
川口市立高校2年で生徒会長の西田咲良子さん(17)は、「この動画で終わらず、詐欺防止以外でもいろんな人と協力し、より良い川口市や埼玉県をつくっていけたら」。
川口工業高校2年で生徒会長の菊池秋哉さん(17)は、「今後もこういう場に呼ばれるよう、しっかりとした生徒会活動をしていきたい」と話した。
川口署の丹下浩之署長は、「協力いただき感謝している。市民に高校生の思いが届き、被害を一件でも多く防ぎたい」とコメントした。
=埼玉新聞2021年12月26日付け10面掲載=
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