「職業の研究」のため
生徒5人が知事に聞く
県立川越女子高校1年の生徒5人が10日、県庁を訪れ、大野元裕知事に将来の職業観についてオンラインでインタビューした。同高生徒が1年時に取り組む課題「職業の研究」による訪問。進路指導の一環として行われ、社会の第一線で活躍する人に生徒が直接質問し、その職業や生き方への考えを深める。
生徒は知事に対し「高校時代をどう過ごせばよいか」「喜びはどんな時に感じるか」などと質問。大野知事は「私になくて皆さんにあるのは可能性。将来、役に立つかどうかわからない『無用の用』をできるのが学生時代で、それは必ずどこかで力になると確信している」。「目先の仕事と同時に、未来を見て制度をつくっている。未来を考えるのは大切で楽しい。未来を担う皆さんが知事の仕事に関心を持ってくれたことは大きな力になる」などと答えた。
また「高校生へのアドバイスは」の質問に対しては「女性としてのタブーはない。皆さんの能力を必要とする場が必ず来る。そのためにさまざまなことを蓄え、チャンスをつかんでほしい。今の一瞬一瞬を、勉強だけでなく、いろいろなことに一生懸命になってほしい」と激励した。
=埼玉新聞2022年8月16日付11面掲載=
サイト内の
川越女子高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事