協定書に署名する高田直芳教育長(右)と國分泰雄ものつくり大学学長=7日、県庁
県教育委員会とものつくり大学(行田市)は7日、工学やものづくりに関する人材育成のための包括連携協定の締結式を県庁で行った。工業に関する学科以外の生徒もものづくりの基本技術やマネジメントへの理解を深め、職業観の育成やキャリア形成を支援する。
協定では①県立高校の授業②県立高校と大学の交流③教職員の資質、能力向上―に関して連携する。現在も同大と各校で個別に交流して出張授業やインターンを実施しており、取り組みを県立高校全体に広げる。
同大の國分泰雄学長は「次世代の人材育成は社会全体で進めるもの。高校生や小中学生の職業やキャリア選択に役立ててほしい」と話した。高田直芳教育長は「生徒がものづくりの大切さを学ぶ機会をいただいた。ぜひ普通科の生徒にも知ってもらいたい」と期待した。
=埼玉新聞2023年3月8日付け2面掲載=
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