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教科から課題を探究 化学班、来月の全国大会へー越谷北高校

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の県立越谷北高校(若菜健一校長、生徒数1068人)は、越谷市南越谷1丁目のサンシティ越谷市民ホールで、「SSH生徒研究発表会」を開いた。生徒が理科や数学の教科から課題を発見し、探究する内容。同校の生徒をはじめ、教職員や保護者らが耳を傾けた。

 

ステージで研究発表をする生徒ら=越谷市南越谷1丁目のサンシティ越谷市民ホール

 

 SSHは、文部科学省が国際的な科学技術人材の育成を図るため、2002年から理数教育の研究開発を行う高校を指定し、先進的な教育を実施している。同校は、18年から指定。学校行事として校内で発表会を行い、21年から同所に場所を移し発表会を行ってる。
 この日は、代表の6班がステージに上がった。生物1班のテーマは「時間経過に伴う固有周波数の変化を利用した野菜の状態評価について」。買ってきたり、スーパーで売られている野菜は、収穫からどのくらいたったものかを探究した。周りの環境から出る周波数による水分変化を基に、時間の経過を調べた。
 化学3班は、せっけん水によってゴムがなぜ軟化劣化するのかを課題にした。輪ゴムを1本ずつキッチンペーパーに挟みせっけん水に漬けて、1週間後に取り出し、ゴムの様子を調べた研究結果を発表した。
 3年生は英語で発表。質問タイムでは、多くの手が挙がった。中には英語による質問もあり「英語はあまり得意ではないので、日本語でお願いします」などと、発表者を困らせるシーンも続出。そのたびに、場内は笑いに包まれていた。
 発表者の母親、小松由美さん(52)は「内容が難しくてよく分からなかったけど、日々の勉強の成果に結び付いているんだと思う。毎日頑張っているんだなと関心した。家庭で見せないような顔も見ることができてよかった」と話した。
 化学3班の今川昊樹さん(18)、小松陽菜さん(18)、中沢優大さん(17)、長野倖也さん(17)、船橋悠馬さん(17)、本多想さん(17)の3年生6人は8月5、6両日、神戸市中央区の神戸国際展示場で開かれる全国大会に出場することになった。参加した生徒と教員が評価し、その総合結果で選出された。県内からは同校を含む9校、全国から239校が出場する予定で、1日目のポスター発表で選ばれると2日目に代表発表を行う。中沢さんは、「今回の経験を生かして、他の高校に負けない発表をしたい。他校の発表を見て、視野を広げたい。ポスター発表は初めてなので、分かりやすい発表を心がけ、選ばれるよう頑張る」と意気込みを語った。

 

=埼玉新聞2026年7月9日付け8面掲載=

 

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越谷北高校は、普通科と理数科を併置する県内有数の共学の進学校です。ICT機器を積極的に活用した質の高い授業のもとで、生徒が希望する進路の実現だけでなく、幅広い教養を身につけさせ、社会に貢献できる人材を育成しております。豊かな人間性を備えたグローバルリーダーを育てるために、SSH第Ⅱ期の指定のもと、独自の探究学習、国際交流活動等にも力を入れ、理数科を中心に地域の理数教育の推進を先導する役割も果たしております。

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