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日本薬科大と教育の連携協定ー埼玉栄中・高校

個性豊かな教育活動を推進

包括連携協定を締結した埼玉栄中学・高校の町田校長(右)と日本薬科大の都築副学長=さいたま市西区

 

 埼玉栄中学・高校(さいたま市西区、生徒数中学436人、高校2762人)と日本薬科大学(伊奈町)は13日、相互の密接な協力で個性豊かな教育活動を推進するため包括連携協定を結んだ。

 薬科大学の特性を生かして薬物乱用防止講演や出張授業など理科、科学分野での学習協力、ボランティアサークルや部活動を通した生徒、学生の交流、医療分野への進路拡大のための情報交換などで今後連携していく予定。

 埼玉栄中学・高校は、医学部を目指す生徒の専門コースとして6年前に医学クラスを設置し、医療系の進学に力を入れている。また、スポーツの強豪校でもあり、日本薬科大学の四年制医療ビジネス薬科学科のスポーツ薬学コースなどと、栄養薬学などでの連携が期待される。

 埼玉栄中・高校が他大学などと連携するのは初めて。町田弦校長は「薬科大と連携することで、医学クラスにも専門的な視点からアドバイスをもらいたい。今後の道筋をつけられたらと思う」。日本薬科大の都築稔副学長は「本学内の設備を使い、オーダーメードで探求学習を発展させてもらうことも可能。また産学連携のマッチングなども協力できる」と前向きな提案をした。
 

=埼玉新聞2022年4月20日付け10面掲載=

 

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