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木製ベンチとテーブル寄贈 アイダ設計と産学連携ー昌平高校

木製ベンチとテーブルを囲み笑顔を見せる昌平高の生徒とアイダ設計の関係者ら=3日、杉戸町下野の昌平高校

 

 住宅メーカーのアイダ設計(上尾市、會田貞光社長)は3日、杉戸町の昌平高校の生徒の提案を基に製作した木製ベンチ3台とテーブル3台を同校に寄贈した。完成品は校内の中庭などに設置。自然を感じながら食事や会話を楽しむ憩いの場として活用されている。
 両者の連携は、県内高校生が社会課題の解決策を考える「SDGs QUEST みらい甲子園埼玉県大会」がきっかけ。2025年度大会にゴールドパートナーとして協賛した同社が、昌平高のチーム「LIV―ABLE」に「アイダ設計賞」を贈った。
 同チームは「木の学校プロジェクト」として、地域資源である木を活用した地域課題の解決策を提案。木造住宅を手がける同社が、木に着目した発想力や事業との親和性を評価した。
 大会後に産学連携の一環で、生徒と意見交換を実施。「学校生活の中で自然を感じながら、生徒同士が交流できる環境づくり」をテーマに、校内には緑が多い一方、座って過ごせる場所が少ない実情を伝え、今回の実現となった。
 贈呈品は、同社のプレカット工場で木材を加工。金色の寄贈プレートを取り付け、生徒の思いを形にした。吉田咲希さん(18)は「企業の方々と協働して取り組んだ経験は大きな財産。実際に使ってもらい、素敵な青春を過ごしてほしい」と笑顔。内村美緒さん(17)は「探究学習の成果が想像を超えるものになり、驚きと感動でいっぱい。笑顔で会話を楽しむ光景が広がってくれたら」と期待した。
 會田大輔専務は「生徒自身が発想し、実際の形にするまでの経験は、将来に生かせる貴重な体験になったはず。成長の機会となるきっかけを、アイダ設計が少しでも手伝えてうれしく思う」と伝えた。

 

=埼玉新聞2026年9月20日付け9面掲載=

 

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