県学校新聞コンクール　不動岡、越谷北高など表彰

最優秀賞を受賞した不動岡高校と越谷北高校の新聞部員ら＝２２日、加須市の不動岡高校

　　第６６回埼玉県学校新聞コンクール（主催・県高校文化連盟、県高校新聞連盟、県高校新聞指導研究会、埼玉新聞社）の表彰式が２２日、加須市の県立不動岡高校で行われた。

　県高校文化連盟新聞専門部の豊田清明会長から最優秀賞の不動岡高校、県立越谷北高校をはじめ、各賞を受賞した新聞部員の生徒に賞状が手渡された。表彰式のあいさつの中で豊田会長は「昨年に続き（新型コロナウイルスの）感染状況により、安定した部活動を行うのが難しかったと思う。各校さまざま知恵を出し合い、新聞部としての使命・役割を立派に果たしている」と話した。

　県立川越女子高校、県立松山高校、不動岡高校によるスライドを使った活動報告や参加校の生徒が交ざり合っての合評会も行われ、活発に意見交換した。コロナの影響もあり、県内の新聞部が集まる場は今年初めてという。

　参加した越谷北高校２年の浜田彩花さんは「学校らしい新聞をそれぞれ作っていたのが印象深い。熱意の伝わる１年生の活動報告を聞き、部活を始めた頃のことを思い出した。コロナ禍で強く感じたのは継続することの大切さ。一枚一枚丁寧に作りながら発行していきたい」と話していた。　　　　　　　

＝埼玉新聞２０２１年１１月２３日付け１４面掲載＝

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