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県立近代美術館で書道展 高校生の力作673点

 第61回高校書道展(県高校総合文化祭 県芸術文化祭2022協賛、県教育委員会、県高校文化連盟、県高校書道教育研究会主催、埼玉新聞社など後援)が16日、さいたま市浦和区の県立近代美術館で始まった。県内103校、673点の高校生の力作が展示されている。20日まで。

 

103校673点が展示される第61回高校書道展=さいたま市浦和区の県立近代美術館

 

 高校の授業や部活動で制作された漢字、仮名、漢字仮名交じり、篆刻(てんこく)、刻字の臨書など若さと熱意あふれるさまざまな作品が並ぶ。本年度から規格が変更になり、最大の作品は縦2㍍40㌢横60㌢となっている。
 同展は、文化部のインターハイといわれる全国高校総合文化祭の代表選考を兼ねており、15日に行われた審査で最優秀作品14点が選ばれた。来年7月30日~8月3日に鹿児島県で開催される「2023かごしま総文」の書道部門に県代表として出品される。
 同展実行委員会委員長の石沢俊介教諭(県立坂戸高校)は「毎年代表作品が全国で入賞している。この県予選もレベルが高い。高校生が一生懸命仕上げた作品なので、書道に携わる人だけでなく幅広い年代に訴えかけると思う」と話した。
 展示公開は午前10時~午後5時半(最終日は同1時)。入場無料。

 全国高校総合文化祭の代表者は次の通り。(敬称略、全員2年生)
 藤原涼帆(上尾鷹の台)▽戸辺日南子(伊奈学園総合)▽内田美優(同)▽大沢真央(浦和商業)▽清水里紗(浦和第一女子)▽須永もも香(大宮光陵)▽山本翔太(春日部)▽川島日菜子(川越女子)▽越前屋友華(熊谷西)▽鈴木美佳(滑川総合)▽佐藤優一斗(富士見)▽斉藤千尋(本庄東)▽井沢勇海(松山)▽小田心晴(松山女子)

 

=埼玉新聞2022年11月18日付け14面掲載=

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