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能登半島地震支援ー誠和福祉高校 山村学園高校 羽生第一高校

羽生市社会福祉協議会事務局長小菅芳和さん(左)に義援金を手渡す誠和福祉高校生徒会の代表3人=羽生市役所

 

 羽生市の県立誠和福祉高校生徒会代表が、羽生市役所内の日本赤十字社県支部羽生市地区(同市社会福祉協議会)を訪れ、「能登半島地震被災地への義援金に」と、8万5831円を寄付した。
 訪れたのは、生徒会長の松沢咲良さん(17)と、副会長の吉沢瑠夏さん(17)、桜井心晴さん(17)で、いずれも2年生。同市社会福祉協議会事務局長の小菅芳和さんに義援金を託した。義援金は日赤を通じて被災地に送られる。
 同校は県内の高校で唯一、福祉科がある。総合学科と福祉科では介護、看護、保育などの福祉の仕事に就くことを目指し、全校生徒300人余りが学習に取り組んでいる。
 松沢さんは「被災地で介護や看護に当たっていらっしゃる介護士、看護師の方たちを報道でよく目にする。将来、同じ福祉の道を志す者として少しでもお役に立ちたいと思い、校内で生徒会を中心に募金活動をした」と話した。

 

 

集めた義援金を手渡す山村学園高校の生徒ら=さいたま市浦和区

 

 能登半島地震の被災地を支援しようと、山村学園高校の生徒が、学校で集めた義援金を日本赤十字社埼玉県支部に寄付した。
 寄付額は33万2199円。福祉委員会、生徒会、JRC部の生徒が中心となり、校門や教室で寄付を呼びかけた。同校2年の井上愛満さん(17)は、「ニュースなどを見て、心を痛めている人が多かった。募金という形で被災地の力になれたら」と話した。
 日赤では、全国から集まった救護班やボランティアが被災地での支援活動を実施。避難所の巡回診療や、被災者のこころのケアなども行っている。埼玉県支部の森尾博之事務局長は、「被災地のことを思って行動に移してくれたことが心強い。預かった大切な義援金と皆さんの温かい思いを届けたい」と感謝した。

 

 

募金活動をする羽生第一高校の生徒会=羽生市内(提供)

 

 羽生市の県立羽生第一高校の生徒会が、日本赤十字社を通じて「能登半島地震被災地への義援金に」と、募金活動で集めた6万6754円を寄付した。
 同生徒会は、1月23日から25日までの3日間、朝は羽生駅、放課後にはスーパーマーケット・ベルクフォルテ羽生店、ホームセンター・カインズ羽生店で募金活動を実施した。
 生徒会によると、「高校生でもできることは何か」と考え、生徒会全員で話し合った結果、募金活動をすることにしたという。
 市や羽生駅、ベルク、カインズの協力もあり、多くの募金が寄せられた。生徒会長の2年生、川上英凛(えりん)さん(17)は「寒い中、お疲れさまと声をかけてくれる人もいて、うれしかった」と話していた。

 

=埼玉新聞2024年2月17日付け11面、18日付け10面、19日付け11面掲載=

 

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