4月から施行された改正道交法で、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になったことを受け、岩槻署は10日、管内にある県立蓮田松韻高校(蓮田市)でヘルメットの着用を呼びかけるキャンペーンを行った。
キャンペーンには同署員のほか、蓮田市役所の職員など約10人が参加。同校は同署から自転車に関するマナーアップ推進校に指定されており、署員らは自転車で登校してきた生徒に対して法改正を説明した上で、啓発品を配りながらヘルメットの着用を呼びかけた。
同署によると、管内で今年1月から3月末までに発生した人身事故は昨年より3件少ない117件。うち27件が自転車が関連した事故だった。キャンペーンを終え、斉藤和美交通課長は「県内での自転車交通事故死者の多くは頭部に致命傷を受けている」とした上で「呼びかけを通じて、一件でも多くの事故をなくしたい」と意気込んだ。
=埼玉新聞2023年4月14日付け10面掲載=
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