ボクシングでも金へ
初出場する選抜大会で優勝を狙う花咲徳栄の吉田すず=11日、同校
ボクシングの全国高校選抜大会が21日、鹿児島県で開幕する。女子ライトフライ級に初出場する花咲徳栄の2年生・吉田すずは極真空手の優勝経験者。高校から始めたボクシングでも日本一を目指す。
吉川市出身。兄の影響を受けて4歳から極真空手を始め、小学6年と高校1年時に全国大会で優勝した。ボクシングとの出合いは高校1年の時。格闘技が大好きで極真空手以外の競技を探していると強豪である同校を知り、「挑戦の気持ちで入部した」と門をたたいた。
放課後にボクシングの練習をしてから都内で極真空手の稽古に励んだ。帰宅は日付が変わってからだった。高校1年時に2度目の日本一を獲得すると「今度はボクシングに力を入れてチャンピオンになろう」と決意した。
高校2年の8月に極真空手をやめ、ボクシングに一本化。今年1月の関東選抜大会で優勝し、初の選抜大会出場を決めた。「憧れる存在はいない。自分が憧れる存在になりたい」と吉田。「今の実力がどれくらいか楽しみ。優勝しか狙っていない」と全国に向けて気合十分だ。
=埼玉新聞2023年3月18日付け8面掲載=
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