女子 全国懸け県勢期待
男子第76回、女子第32回関東高校駅伝は18日、千葉県総合スポーツセンター東総運動場折り返しコース(男子=7区間42・195㌔、女子=5区間21・0975㌔)で関東1都7県の予選を勝ち抜いた男女各48校が参加して行われる。女子は午前10時に、男子は午前10時10分にそれぞれスタートを切る。女子は全国高校駅伝(12月24日・京都)が5年に1度の記念大会になるため、北関東(埼玉、群馬、栃木、茨城)の代表校を除く、最上位校にも全国大会の出場権が与えられる。県勢の走りを展望した。
女子 上位進出の鍵を握る(右から)昌平の成瀬、埼玉栄の福山、坂戸西の沖田
県予選で男女共に優勝した埼玉栄は、全国を見据え、チームの底上げを図るとみられる。注目は、北関東で1枠の全国出場権を争う女子のレース。
県勢では、県予選で創部初の2位に入賞した坂戸西と、2年連続全国出場を狙う昌平が上位進出の有力校。坂戸西は沖田、金子、佐藤咲が序盤から流れを築いて勢いに乗れば、初の都大路も見えてくる。昌平は県予選で奮闘した成瀬、野崎に加え、高須と横山が好走を披露し、県予選3位の悔しさから巻き返しを図りたい。小泉を擁する本庄東や、本庄第一、市浦和も期待できる。勾配が激しい千葉のロードをどう攻略するかでレース展開も変わってくる。
男子は武蔵越生、花咲徳栄が入賞を目指す。武蔵越生はともに2年の神田、梶ら下級生中心のチーム編成。来年につなげるためにも結果を残したい。花咲徳栄は磯部や藤井らが存在感を示してたすきをつなげたい。東農大三は県予選で1区区間賞に輝いた長部が積極的な走りを関東でも見せられるか。大沼ら2年生に実力者がそろう西武文理、49年ぶりに出場する春日部にも注目したい。
=埼玉新聞2023年11月2日付け7面掲載=
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