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餃子の王将東松山限定「野菜旨煮そば」産官学で開発、販売

 王将フードサービス(京都市、渡辺直人社長)は、東松山市新宿町の「餃子の王将ヤオコー東松山店」で、同店限定の特別メニュー「野菜旨煮そば」の販売を始めた。同市とゆかりの産官学の5者が連携して開発した。税込み750円で、3月末まで販売する。

 

「野菜旨煮そば」を試食する高校生ら=9日午後、東松山市新宿町

 

 「野菜旨煮そば」は新鮮な野菜にやわらかい鶏肉、海老などが入った塩ベースの具沢山の麺メニュー。熱々のとろみあんがモチモチの麺に絡むように仕上がっている。
 開発に関わった5者は同市と同社、県立松山高校(小久保守校長)、県立松山女子高校(秋山佳子校長)、日本薬科大学(都築稔学長)。王将は同市内に東日本のセントラルキッチン「東松山工場」を置く。
 連携は「東松山市まち・ひと・しごと・創生総合戦略」の一環。今回は、都築学長の橋渡しで「東松山市を『美味(おい)しく元気にする』」プロジェクトとして、昨年夏から始動。対象はお父さん世代で、「健康(安心・安全)・薬膳」をコンセプトに、同社が地域限定の新商品を開発した。

産官学5者共同開発の地域限定メニューの「野菜旨煮そば」

 

 販売開始を前に9日、主催者の渡辺社長や、森田光一市長ら各代表者、生徒・学生ら関わったスタッフらが出席して、試食会も兼ねた完成報告会が開かれた。渡辺社長は、参加した生徒・学生に対して「健康でおいしいものを作ることに『生きがい』を感じてもらえれば」と話した。
 試食した森田市長は「やさしい味、奥が深い。ラーメンの域を超えている」と絶賛。「さらに東松山ならではのメニューを開発してもらえれば」と要望していた。
 生徒・学生たちにも「野菜と麺がスープにマッチ、美味しい」「自分好み、箸が止まらない。色んな人に食べてもらいたい」などと好評だった。

 

=埼玉新聞2024年2月18日付け11面掲載=

 

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