武南軸に県S1勢混戦模様
サッカーの関東高校県予選は13日、30チームが参加して開幕する。決勝は29日に浦和駒場スタジアムで実施し、上位2校が関東大会(5月25~27日・千葉)の出場権を獲得する。西武台との両校優勝で県高校新人大会を制した武南を軸に、県S1リーグ勢が混戦模様の大会を展望する。
高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ東地区に参戦している昌平と、プリンスリーグ関東2部に所属する西武台は不参加で、武南を筆頭に県S1リーグ勢を中心とした優勝争いが予想される。第1シードの武南は新人大会4試合で失点は決勝での2点のみとCB杉浦を中心に堅守を誇る。ボールを細かくつなぐ組織的なサッカーで2連覇を視野に入れる。
第2シードには昨秋の全国選手権埼玉大会で準優勝の浦和南が入った。前チームから主力を担う得点力の高いFW掛谷を中心に、チームが磨きをかけるセットプレーから得点を狙いたい。2大会ぶりの頂点を目指す正智深谷はS1リーグを白星発進し、状態は良さそうだ。
前回大会準優勝の埼玉平成、同4強の浦和東、成徳大深谷などの実力校もノーシードから頂点を見据える。7日のS1リーグで武南を4―1で下した武蔵越生にも注目だ。狭山ケ丘―埼玉栄、川口市立―聖望学園、浦和学院―細田学園と1回戦から好カードがめじろ押し。市浦和、浦和西など公立勢の活躍にも期待したい。
=埼玉新聞2024年4月11日付け6面掲載=
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