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埼玉りそな銀や高校生ら 寺にランドセル寄贈

今年も、たくさんのランドセルが寄贈された=13日午後、加須市上崎の龍興寺

 

 加須市上崎にある龍興寺で13日、外国人の子どもたちにランドセルを贈るための寄贈式が開かれた。埼玉りそな銀行から67個、春日部共栄高校から103個、地元の中学校などから44個、三菱電機関越支社から2個、茨城県古河市の鈴木清司商店から1個の、計217個が寄せられた。
 寄贈式は今年で3回目。銀行から埼玉東地域営業本部長の小嶋啓夫さん(54)、春日部共栄高校から3年の平岡マリナさん(18)、寺から保科基晴住職(50)、ランドセルを届ける活動をしている本庄市の一般社団法人グリーンウィンドから代表理事奥平喜博さん(68)が出席した。
 小嶋さんは「当銀行の寄贈は3回目。ランドセルには子どもたちの思い出が詰まっている。思い出から思いやりにつながっている」と話した。平岡さんは「インターアクト部の部長をしている。今回、このような活動に参加できたことをうれしく思う」と笑顔だった。
 保科住職は「217個のランドセルの数に圧倒されている。龍興寺の近くにある田ケ谷小学校の児童数130人を超えている。春日部共栄高校の生徒さんの真心を喜ばしく思う。皆さんの真心と思いやりを、しっかりつなげていきます」とあいさつした。
 ランドセルの橋渡しをしている奥平さんは「たくさんのランドセルの寄贈、ありがとうございます。いただいたランドセルはクリーンアップして、希望する外国人の子どもたちに送らせてもらいます」と話した。ランドセルに大喜びする感謝のメッセージ付き動画も紹介した。

 

=埼玉新聞2025年6月23日付け10面掲載=

 

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