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関東高校県予選 ラグビー 川越東3年ぶり優勝

熊谷を36-29で下す

(最終日、10日・熊谷ラグビー場Aグラウンド)
 決勝と3位決定戦を行い、決勝で川越東が熊谷を36―29で破り、3年ぶり2度目の優勝を飾った。3位決定戦は昌平が本庄第一に46―19で快勝した。
 川越東は12―17の後半4分にフッカー須藤のトライなどで逆転すると、その後はナンバー8長友、CTB菅谷、WTB佐藤がトライを奪取。失点してもすぐさま取り返し、リードを保ち続けた。
 川越東、熊谷、昌平、本庄第一の4校は関東高校大会(6月5~7日・群馬)に出場する。

 

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 要所で得点を挙げた川越東が熊谷との接戦を制した。
 川越東は先制された直後の前半8分にナンバー8長友のトライなどで逆転し、12―10で折り返した。後半立ち上がりにトライを許したが、同4分のフッカー須藤のトライなどで再逆転し、その後は計3トライを重ねてリードを保った。熊谷は勝負どころのプレー精度で後手に回った。

 

総力戦で王座守る

決勝 川越東―熊谷 後半4分、川越東のフッカー須藤が逆転のトライを決める

 

 川越東が1トライ差の激戦を制し、今季2冠目を手に入れた。けがで複数の主力選手を欠いた中、総力戦で県王者の地位を守り抜いた。望月監督は「よく勝ち切ってくれたという春だな」と力を尽くした選手たちをたたえた。
 後半立ち上がりの失点で一時劣勢となったが、直後の同4分に須藤が逆転のトライを奪って再び優位に立った。須藤は本来フランカーだが、今大会は欠員を埋めるためにフッカーで出場。昨夏から少しずつ鍛えたサブポジションで「狙ったプレーができて、一安心」と胸をなで下ろした。
 この試合2トライと気を吐いたのは、須藤と1年生の長友だ。下級生ながらFWの要であるナンバー8に抜てきされた長友は、決勝ではモールから2トライを奪う活躍。「FWの先輩たちのおかげ」と頬を緩めた。
 いまだ県内では無敗だが、関東新人、全国選抜合わせて計4試合で1勝3敗と、県外の相手には負け越している。竹山主将は「花園で勝つためには、関東の強豪に勝たないといけない」と気を引き締めた。

 

成長示し互角の勝負

前半29分、熊谷のWTB関根がトライを奪う

 

 熊谷は敗れはしたものの、同じ相手に17―55で敗れた県新人大会決勝からは大きな成長を見せた一戦だった。横田監督は「試合の入りもよかったし、FWも互角にやれていた。切羽詰まった展開での試合運びが足りなかった」と実力より経験不足を嘆いた。
 両者一歩も譲らぬ点の取り合いで、WTB関根が存在感を示した。前半29分、左端でキックパスを受けトライを決めると、後半15分にも左端に走り込んでトライ。守備の隙を突いた攻撃に「味方がつないでくれて、あとは取るだけだった」と役割を果たした。
 若林主将が「すごく意識してやってきた」という川越東に、あと1トライ差まで迫っている。「しっかり修正して、自分たちの力を示したい」と自信と悔しさを胸に関東大会へ臨む。

 

=埼玉新聞2026年5月12日付け7面掲載=

 

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