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県高校総体 サッカー 昌平が3大会連続V

西武台を2-1で振り切る

(最終日、14日・NACK5スタジアム大宮)
 決勝を行い、高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ東地区所属の昌平が同プリンスリーグ関東2部の西武台に2―1で勝利し、3大会連続7度目の頂点に立った。
 昌平は序盤の攻勢で決め手を欠き、守備の時間が長くなった前半20分過ぎからは西武台の攻撃に耐えた。0―0で折り返して迎えた後半に主導権を握ると同19分に松本が先制ゴールを決め、同38分にも松本が追加点を奪った。同追加タイムに1点を失ったが、反撃を振り切った。
 優勝した昌平は全国高校総体(7月25日~8月1日・福島)に出場する。

 

 後半に主導権を握った昌平は松本が2得点し、西武台を2―1で振り切った。
 昌平は前半から好機をつくるも得点につながらず。同20分からは守勢に回った。後半はボールを保持する時間が増え、同19分に松本のゴールで先制。同38分にも松本が追加点を決めた。西武台は反撃の糸口がつかめず、同追加タイムに挙げた高橋の1点にとどまった。

 

修正図り後半2得点

昌平―西武台 前半15分、昌平の島田(左)がシュートを放つ

 

 県王者の地力を発揮した昌平が7度目の頂点に立った。修正を図った後半に2得点で決定力の違いを見せつけ、挑戦者をはね返した。芦田監督は「よくやってくれた。前半の20分過ぎから攻められ、失点しなかったのが大きかった」と喜びをかみしめた。
 試合直後からロングボールを使い立野、島田にボールを集めたが、攻め急ぎ、クロスの精度を欠いた。得点を奪えずにいると西武台にボールを握られ始め、攻撃の勢いが影を潜めた。それでも、無失点で守り抜く強さはさすがだった。
 後半にしっかりと修正できるところは、やはり王者。ボールを支配し、主導権を奪い返すと、松本が同19分に先制ゴール。攻め手を緩めずに同38分にも松本がネットを揺らした。今大会、初ゴールと2点目を決めた松本は「応援してくれたり、支えてくれる人たちがいる。全員で奪った得点」と強調した。
 一昨年に全国高校総体で初優勝した雄姿を見ていた選手たちが最上級生になった。主将の飯島は「前半は押し込まれて、何とか守り切れた。もっと内容を突き詰めていきたい」と全国制覇を知るからこそ課題は尽きない。2度目のインターハイ優勝に向け、成長へ余念がない。

 

逸機響き反撃及ばず

後半追加タイム、西武台の大沢(中央)がクロスに飛び込む

 

 西武台は3大会連続で昌平の分厚い壁に屈した。関根監督は「セカンドボールを相手にほとんど拾われてしまった。前進の仕方を整理したかった。うまく試合を運ばれてしまった」と、試合巧者を相手に浮き球が回収できず、自分たちの形に持ち込めなかった展開を後悔した。
 前半から攻め込まれる時間が続いてもGK福田を中心に守り抜いた。同20分過ぎからつかみかけた流れの中で、好機を決め切れずにいると劣勢に回った。後半追加タイムに主将の高橋が1点を返したが、反撃の時間はもう残っていなかった。
 格上のリーグで戦う昌平に挑んだ真っ向勝負ではね返された。日頃から戦う舞台の違いが地力の差につながっている。主将の高橋は「この借りは選手権予選で返す」と誓った。

 

=埼玉新聞2026年6月16日付け7面掲載=

 

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