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夏の甲子園 組み合わせ抽選 花咲徳栄12日に初戦/壮行会でナインにエール

開幕戦(札幌日大 仙台育英)の勝者と対戦

 第108回全国高校野球選手権大会(5~22日・甲子園)の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで行われ、2年ぶり9度目出場の花咲徳栄は大会第8日の12日、第2試合(午後1時半試合開始)が初戦となった。2回戦からの登場となり、1回戦の札幌日大(南北海道)と仙台育英(宮城)の勝者と対戦する。
 組み合わせ抽選会は、最初に2校代表の東京と北海道の代表校、続いて南から順にくじを引いた。花咲徳栄の本田新志主将は40番目にくじを引き、出場49校で最も遅い初戦を引き当てた。「試合の雰囲気を見ながら臨めるのでいい」と抽選結果には前向きな評価だった。
 花咲徳栄の選手らは、2日に甲子園練習を行う。岩井隆監督は「(札幌日大と仙台育英は)どちらも実力があり、甲子園の常連校なので、1回戦にどういう戦いをするかよく見させてもらおうかなと思う」と万全の準備を整えて初戦に向かう。

 

最後の登場から頂へ

組み合わせが決まり、気合を入れる花咲徳栄の本田新志主将(バーチャル高校野球提供)

 

 2年ぶり9度目出場の花咲徳栄は出場49校の中で唯一、対戦相手が決まらない「25A」を引き当てた。開幕試合の勝者と戦う2回戦が初戦となり、最も遅く登場する。岩井監督は「(最後の1校は)初めての経験だが、こちらの暑さに慣れるという意味では長く欲しかったので良いかなと思う」と話した。
 対戦する可能性がある札幌日大はエース右腕を中心とした守りと終盤に打線がつながる粘り強さが武器。仙台育英は宮城大会5試合でわずか2失点の鉄壁の守備とチーム打率4割超えの強力打線で盤石の優勝を飾った。
 本田主将は「どちらが来ても1回戦を勝ち抜いているのでしっかり調整して戦いたい」と警戒する。札幌日大が来れば後半の粘り勝負、仙台育英となれば接戦のロースコア勝負に持ち込みたい。
 31日に関西入りしている花咲徳栄の選手たちは、2日に甲子園練習を行う。その後は12日の試合までじっくりと調整し、入念な準備を整える。8強に輝いた今春のセンバツに続き、2季連続となる甲子園の舞台。本田は「必ず日本一を狙う」と堂々と宣言した。

 

壮行会「チーム一丸で戦って」

「先生や生徒、皆さんの期待に応えたい」と力を込める本田新志主将=31日午前、加須市の花咲徳栄高校

 

 第108回全国高校野球選手権大会に県代表として出場する花咲徳栄(関正一校長、生徒数1677人)の壮行会が31日、同校で行われた。夏の甲子園は2年ぶり9度目。春夏連続出場は10年ぶり2度目になる。
 埼玉大会を勝ち抜いた選手が優勝メダルを首にかけて入場。体育館に集まった生徒は大きな拍手で、健闘をたたえた。関校長は「感謝の心を一球一球に込め、どんな局面でもチームが一つになって戦ってほしい。自分や仲間を信じ甲子園の土を踏みしめてほしい」と活躍に期待した。
 生徒会長の美馬壮汰さんも「これまでの努力と仲間を信じ、全力で戦い抜いてほしい。埼玉県の代表としての誇りを胸に、全国の舞台で活躍される皆さんを心から応援します」とエールを送った。
 激励を受けた本田新志主将は「全国大会(選抜大会)での悔しい思いを晴らし、夏の甲子園大会では2度目の全国制覇を目指し、一戦一勝で頑張ってきます。引き続き応援をお願いします」と決意を固めた。

 

=埼玉新聞2026年8月2日付け1、9面、1日付け6面掲載=

 

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