上尾シティハーフマラソン　３年ぶり今秋開催へ

川内優輝選手（春日部東高出）岡田久美子選手（熊谷女子高出）が参加

３年ぶりに開催される上尾シティハーフマラソンをＰＲする大会関係者ら＝上尾市役所

　上尾市は、上尾シティハーフマラソン２０２２を１１月２０日に開催すると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で一昨年、昨年と中止になったため３年ぶりに開催となる。

　同大会は箱根駅伝出場校の選手や実業団トップの選手らも数多く出場する大会で、上尾運動公園を中心に市内を走るハーフの部は世界陸連、日本陸連の公認コースとなっている。参加者は約８千人規模。招待選手としてあいおいニッセイ同和損保所属のランナー川内優輝選手（３５）＝久喜市出身、春日部東高出＝が参加する予定。

　種目はハーフの部で公認記録となる大学男子、男女日本陸連登録者の３種目をはじめ、年代、男女別に１２種目。このほかに５㌔、３㌔の部と１９日にサブイベントとして小学生の部（１㌔と１・５㌔）が設定されている。

　この日行われた記者会見には競歩のオリンピック選手でキラリ☆あげおＰＲ大使の岡田久美子さん（３０）＝上尾市出身、熊谷女子高出＝らがゲストとして登壇し、大会の魅力や意気込みなどを語った。

　主催者代表の畠山稔市長は「今年４月にスポーツ健康都市宣言を掲げた。今大会を競技としてだけでなく、健康的なイベントとして幅広い年齢層の方に参加して楽しんでもらいたい」とあいさつした。

　同大会のエントリーは７月３１日まで。問い合わせは、上尾シティハーフマラソン実行委員会事務局（電話０４８・７８１・８１１２）へ。

＝埼玉新聞２０２２年６月１７日付け１０面掲＝