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いちご一会とちぎ国体 競泳 結果

少年男子B400㍍リレー 埼玉V
少年女子A背泳ぎ 水野(栄東高)制覇

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は17日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で会期前競技の競泳が行われ、成年男子200㍍個人メドレーは6月の世界選手権銅メダルの瀬戸大也(埼玉・TEAM DAIYA)が1分56秒27で制した。
 少年男子B400㍍リレーは埼玉(岩見、神場、会田、細沼)が3分28秒32で頂点に立ち、少年女子A背泳ぎの水野柚希(栄東高)も2分10秒27で栄冠に輝いた。
 男子100㍍バタフライは世界2位の水沼尚輝(栃木・新潟医療福祉大職)が51秒62で優勝。成年女子400㍍自由形は難波実夢(奈良・近大)、同100㍍バタフライは相馬あい(青森・ミキハウス)が勝った。

 

僅差の頂点に雄たけび

少年男子B400㍍リレー 3分28秒32で栄冠に輝いた埼玉の選手たち

 

 少年男子B400㍍リレーは埼玉が3分28秒32で頂点に立った。2位の大阪とは0秒03の僅差。第4泳者細沼がゴールにタッチし、電光掲示板に「1位」と表記されると、埼玉の選手たちが雄たけびを上げた。
 51秒75の第1泳者岩見から、2位でスタートした第2泳者神場は「できるだけ1番で渡そう」と理想の泳ぎで先頭に立った。第3泳者会田は「いい形で渡してくれて、速く入ることができた」と序盤からエンジン全開。順位をキープして第4泳者に託した。「競ったときに勝ってくれという思いで託されたと思う」と細沼。自分の役割を心得て、全力を出し切った。
 表彰式後も笑顔が絶えない埼玉の選手たち。岩見は「仲間と優勝できてよかった」とで話し、会田は「個人より何百倍もうれしい」とほほ笑んだ。

 

栄冠手にするも反省

 少年女子A200㍍背泳ぎは、栄東高の水野が2分10秒27で栄冠に輝いた。
 50㍍を30秒58の2位で折り返すと、100㍍付近で先頭に立った。その後は安定した泳ぎを保ちながらゴールタッチした。だが、納得した様子はなかった。「2分9秒台を狙っていたから悔しい」と語り、「50~100㍍のラップの部分でもう少し練習しないといけない」と反省した。
 文武両道を掲げる高校2年生は「日本のシニア選手と戦えるように頑張りたい」とこれからが楽しみな選手だ。

 

=埼玉新聞2022年9月18日付け8面掲載=

 

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