ヘーズルウッド莉花さんが優勝
中央が優勝したヘーズルウッド莉花さん。左は2位の関根晴香さん、右は3位の伊藤優太朗さん=加須市の県立不動岡高校
高校生が自分の意見や思いを英語で聴衆に発表する第73回「県高校英語スピーチコンテスト」(県高校英語教育研究会主催)が14日、加須市の県立不動岡高校で開かれた。審査の結果、「Inside or Outside?」を演題にした伊奈学園総合2年のヘーズルウッド莉花さんが優勝した。
県内から30校30人が参加。テーマは自由。5分30秒以内でスピーチを行い、英語力や表現力などが審査された。
ヘーズルウッドさんは、自身が主体的に行動しているのか、受け身的に行動しているのかを分析。「日常生活全般において、これまでよりもっと主体的に行動を起こそうと思っている」と主張した。
2位の市立浦和2年、関根晴香さんは「In Our Shoes」が演題。直訳は「自分の靴を履く」だが、靴は比喩で、立場を意味している。「コロナ禍でもしっかり生きている」と主張した。
3位の不動岡2年、伊藤優太朗さんは「マスクが明らかにしたもの」と題した。「日本ではマスクをせざるを得ない同調圧力がある。強すぎると生きづらくなる。相手のことを考えたい」と主張した。
ヘーズルウッドさんと関根さんは12月10日に山梨県で開かれる関東大会に出場する。
=埼玉新聞2022年11月23日付け11面掲載=
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