夏の聖地へ 熱戦心待ち
真剣な表情でくじを引く各チームの主将ら=20日午後、さいたま市大宮区のレイボックホール
7月8日に開幕する第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会の組み合わせ抽選会が20日、さいたま市大宮区のレイボックホール(同市民会館おおみや)で行われ、出場145チーム(156校)の対戦相手が決まった。開会式は7月8日、県営大宮で午前11時から全出場校、出場選手が参加して4年ぶりに従来の形で行う。
秋春を制し県内2冠のAシード昌平は、初の甲子園出場を懸け、初戦の2回戦で早大本庄と顔を合わせる。
春季県大会準優勝のAシード浦和学院は2回戦で朝霞と対戦。同4強のBシード勢は大宮東が秩父農工科、市川越が城北埼玉とそれぞれぶつかる。
今大会は各チームの実力が拮抗(きっこう)し、混戦が予想される。Dシード山村学園、花咲徳栄ら地力のある私立勢に加え、春季県大会で8強入りした上尾、狭山清陵、大宮南ら公立勢の躍進にも期待がかかる。
選手宣誓は第105回大会にちなんで105番のくじを引き当てた大宮工の鍵山大地主将が務める。開会式後の開幕試合は狭山経済―宮代のカードに決まり、午後1時30分から開始する。
決勝は同28日に実施予定で、優勝校が全国高校野球選手権(8月6~22日・甲子園)に出場する。今大会は、開会式と開幕試合は入場無料。同9日以降の全ての試合が有料有観客で行われる。
=埼玉新聞2023年6月21日付け1面掲載=
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