充実した施設設備、運動部・文化部とも全国で活躍
7月14日、星野高等学校の「塾の先生対象説明会」が行われました。姉妹校の川越東高校や狭山ヶ丘高校など同地区の説明会も当日行われていましたが、星野高校には150名を超える学習塾の先生らが参加しました。会場は1,400名以上収容可能なハーモニーホールでゆったり説明を聞くことができました。
このホールは劇場、コンサート、能舞台などとしても利用され、校内に音楽家や芸術家を招いて情操教育が行われています。大きなイベントが行われるホールがあることにも驚きましたが、その他にも、雨天練習場の星野ドーム、屋内温水プール、3つの体育会、2つの総合グラウンドなど施設・設備が充実しています。それらを背景に部活動が盛ん行われていて、運動部はソフトボール、ソフトテニス、剣道、水泳、新体操、卓球などが全国大会に出場し、文化部では書道、百人一首、吹奏楽、放送、囲碁などが全国で活躍しています。星野高校に来て他校と違った空気を感じるのは、全国で活躍している部活動が特別な存在ではないことです。全国優勝しても祝福の垂れ幕は掲げられません。ほぼ全生徒がそれぞれ部活動を熱心に取り組んでおり、その結果を称えるよりも日々の努力を奨励しているようです。
星野高校は創立127年目を迎えた伝統校で、女子部は川越市末広町にあり、川越市駅から歩いて通学できる位置にあります。共学部は石原町にあり、川越駅、本川越駅、入間市駅、宮原駅、熊谷駅などからスクーバスで通学しています。
大学合格実績も高く、今春は国公立大へ71名、早慶上理に54名、GMARCHに193名の合格者を出し、指定校枠は卒業生を超える900名以上を数えます。近年は大学進学者の半数近くが、その指定校枠を利用しているようです。
さて変更点ですが、今春は女子部4コース、共学部3コースで募集していましたが、女子部の「文理選抜」と「文理」が統合して新たな「文理選抜」となります。入学レベルを上げるのではなく、間口を広げると説明されました。来春は800名を超える在校者がいた学年が卒業するので、入学しやすくなるのではないかと考えられています。(文・宮崎文雄)
※このシリーズでは、塾の先生方はじめ教育関係者向けに開催された学校説明会についてレポートします(埼玉新聞社高校受験ナビ編集部)
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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