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秋の交通安全運動 星野高生ら「ソフト」な運転呼びかけ

子どもたちに啓発品を配り交通安全を訴える佐藤希乃花選手(左)ら星野高校女子ソフトボール部の3年生=21日、川越市新宿町のウェスタ川越交流広場

 

 川越市と川越署などでつくる川越市交通安全推進協議会は21日、同市新宿町のウェスタ川越交流広場で、秋の全国交通安全運動出発式を実施。今夏の全国高校総体で3位になった市内の星野高校女子ソフトボール部の3年生5人が、啓発活動を行った。
 出発式には、関係者ら約100人が出席した。川越市防犯・交通安全課の佐久間健課長が、公務で欠席した同協議会会長の川合善明市長のあいさつを代読。川越署管内では20日現在、交通事故死者は昨年同期比で3人少ない2人だが、人身事故は同54件増の717件、物損事故は同448件多い5725件が発生している。同協議会副会長で同署の木村宏志署長は「応援に駆け付けていただいた若い皆さんと一緒に気運を高め、交通安全の大切さを伝えていきたい」と呼びかけた。
 一日警察署長には、ソフトボール部エースの佐藤希乃花(ののか)選手(17)を委嘱。主将の手塚未来(みく)選手(18)ら4人には、交通安全広報隊を務めてもらった。手塚選手が「ソフトで優しい運転で、交通事故のない完全試合を目指します」と交通安全宣言。佐藤選手はボールに願いを込めて「交通安全」と書き、自慢の速球を披露した。佐藤選手は「緊張したけれど、貴重な体験をさせてもらった。自転車に乗るときはきちんと一時停止するなど、気を付けて利用したい」と引き締めた。

 

=埼玉新聞2023年9月22日付け15面掲載=

 

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