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県勢36年ぶりインターハイテニスⅤー浦和麗明高校

楽しんで国体も優勝を

国体出場に向け笑顔を見せる小高未織さん=さいたま市浦和区の浦和麗明高校

 

 私立浦和麗明高校(さいたま市浦和区・矢菅隆校長)3年の小高未織さん(17)が、7日から鹿児島県で始まる国民体育大会(国体)のテニス女子シングルスの優勝に向け、意欲を見せている。
 小高さんは今年8月、北海道で開催された全国高校総体(インターハイ)のテニスの女子シングルスで、埼玉県勢36年ぶりの優勝を果たした。モットーは「試合を常に楽しむこと」と話す。幼いころからボール遊びが好きで、現在も通っているテニススクールに通い始めたことをきっかけにテニスを始めた。
 高校総体の女子シングルスでは、同校の山崎史子監督の優勝以来、36年ぶりの県勢の優勝という快挙。小高さんが同校への入学を決めたのは、部活体験の際に山崎監督の指導に好感を抱いたからだと話す。小高さんは「何か縁を感じた」と声を弾ませた。
 県代表として出場する国体に向け、小高さんは「昨年出場した際は3位だった。今年も良い結果が出せるように頑張りたい」と意気込んだ。

 

=埼玉新聞2023年10月4日付け10面掲載=

 

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