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道路危険箇所模型を製作し感謝状ー三郷工業技術高校

岩崎英紀署長(右)から感謝状を受け取った県立三郷工業技術高校模型部員ら=3月27日、草加署

 

 交通安全の意識高揚と事故防止活動に貢献したとして、草加署は3月27日、県立三郷工業技術高校模型部に感謝状を贈呈した。部員らは同署からの依頼を受け、道路上の危険箇所を示す模型を製作した。
 部員らは同署近くの「花栗(中)交差点」付近をモデルに、発泡スチロールやコルクボードなどの資材を使い、約3カ月の製作期間を経て完成させた。道路上に車や歩行者を配置。横断歩道事故など、危険な箇所を立体的、視覚的に示した力作となっている。
 感謝状を手にした部長の浅古瑠輝さん(17)は「仲間のおかげで完成できた」と渾身(こんしん)の作品に白い歯を見せた。副部長の宇佐見一暁さん(16)も「後方確認などを意識することで事故は減らせる。ドライバーは危険を自覚しながらハンドルを握ってほしい」と思いを語った。
 模型は今後、署に展示される予定で、同署の岩崎英紀署長は「地域の皆さんにも交通安全の意識を高めてもらえると思う」と笑顔で感謝した。

 

=埼玉新聞2024年4月2日付け10面掲載=

 

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機械科、電子機械科、電気科、情報電子科、情報技術科の5学科を設置している工業高校です。1年時は5学科がMIXとなるMIXホームルームを編成します。工業系の部活動は全国大会出場するなど幅広く活躍しています。昨年度は、情報電子科の生徒59名がCG検定に合格し、全国の高校の中で合格者数が1位となり文部科学大臣奨励賞を受賞しました。

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