６校応援団が集合　趣向を凝らし演技

松山高校応援団の演技発表の一場面＝東松山市松山町

　旧制中学から続く伝統を持つ県立高校６校（浦和、熊谷、川越、春日部、不動岡、松山）の各応援団が一同に集い〝演技〟を競う「日輪の下に」が、東松山市松山町の県立松山高校体育館で開かれた。
　主催は六校応援団連盟。同連盟は学校総合体育大会、全国高校野球選手権大会のほか、県体育関係行事に出席し、高校生・県民の「意気高揚のため」に活動、演技発表会は一番の事業。毎年各校持ち回りで開催している。今回で４９回目で、幹事校は松山高校応援団。
　開会式では、まず６校の団旗掲揚の揃い踏みが行われた。この後、各校が応援歌、野球応援メドレー、校歌や学生歌、団旗や吹奏楽部の紹介など、趣向を凝らした演技発表が行われ、それぞれ日頃の精進の成果を発揮した。
　また、各校の演技発表の合間には１年生部員によるさまざまな〝余興〟が行われ、キビキビとした〝口上や所作〟に笑いと拍手が送られた。
　六校応援団連盟委員長で、松山高校応援団の羽賀康稀団長（２年）はあいさつ文の中で「我々の気迫、情熱、そして応援団がいかなるものかを少しでも感じ取ってもらえれば」としている。来年は不動岡高校で開催される。

＝埼玉新聞２０２４年４月３日付け１１面掲載＝