2026年10月29日配信
普通科は市立川越2.84倍、専門学科は越谷総合技術・食物調理2.35倍が最高

埼玉県教育委員会は10月29日、第1回進路希望状況調査の結果を発表しました。
埼玉県ホームページ
令和9年3月中学校等卒業予定者数は6万491人で昨年同期より1,711人減少しています。
高等学校等進学希望者の割合は97.4%で、昨年同期と同率でした。
また、進学希望校未定者を合わせた高等学校等進学希望者総数の割合は99.0%で昨年同期より0.1ポイント低下しました。
全日制高校への進学希望者の割合は87.9%で、昨年同期より0.7ポイント低下しました。通信制高校への進学希望者の割合は5.7%で、昨年同期より0.3ポイント上昇しました。
全日制全体の倍率は1.12倍で、昨年同期(1.13倍)より0.01ポイント低下しました。
学科ごとでは、普通科は1.23倍で昨年同期(1.23倍)と同率でした。専門学科は0.80倍で昨年同期(0.83倍)より0.03ポイント低下しました。総合学科は0.88倍で昨年同期(0.91倍)より0.03ポイント低下しました。
倍率が高かったのは普通科では市立川越2.84倍、市立浦和2.82倍、川口市立2.70倍、上尾2.32倍、大宮2.24倍、浦和西2.06倍、越谷南2.04倍、などです。
専門学科では、越谷総合技術・食物調理2.35倍、川越工業・電気1.98倍、新座総合技術・食物調理1.93倍、熊谷農業・食品科学1.70倍、川口市立・理数科1.70倍などが高倍率であり、総合学科では川越総合の1.49倍が最高でした。
◆普通科で倍率が高い学校(上位20校)
(カッコ内は昨年同期、▼は令和9年度入試から募集人員を40人削減した学校)
市立川越 2.84倍(2.99)
市立浦和 2.82倍(2.75)
川口市立・普通
2.70倍(3.01)
上尾 2.32倍(2.36)
大宮 2.24倍(2.29)
浦和西 2.06倍(2.08)
越谷南 2.04倍(2.12)
南稜 1.82倍(1.67)▼
浦和南 1.82倍(1.96)
大宮北 1.69倍(1.86)
越ケ谷 1.68倍(1.70)
所沢西 1.67倍(1.30)▼
浦和東 1.67倍(1.26)▼
鳩ケ谷 1.63倍(1.73)
所沢北 1.61倍(1.55)
杉戸 1.61倍(1.69)
所沢 1.60倍(1.89)
入間向陽 1.58倍(1.32)▼
川越南 1.56倍(1.65)
大宮南 1.54倍(1.36)▼
川口市立・スポーツ科学
1.54倍(1.66)
以上が普通科の倍率上位20校です。
上位20校の顔ぶれは概ね例年通りですが、昨年は入っていなかった所沢西、浦和東、入間向陽、大宮南が含まれています。これらの学校は募集定員を40人減らしており、それも倍率を引き上げた原因になっていると考えられます。募集定員を減らした学校では、浦和北(1.53)、本庄(1.51)、朝霞西(1.48)、坂戸(1.47)、草加東(1.46)などが昨年同期を上回る倍率となっています
学校選択問題実施校(普通科のみ)では、市立浦和(2.82)、川口市立・普通(2.70)、大宮(2.24)、浦和西(2.06)の4校が2倍を超えています。また、浦和南(1.82)、大宮北(1.69)、越ヶ谷(1.68)、所沢北(1.61)、所沢(1.60)川越南(1.56)、川口市立・スポーツ科学(1.54)、蕨(1.53)の8校は1.5倍を超えています。不動岡(1.42)、和光国際(1.39)、熊谷西(1.38)、越谷北(1.33)、川越(1.24)の5校は普通科全県平均(1.23)を上回っています。春日部(1.14)、浦和(1.12)、川越女子(1.12)の3校は全日制の全県平均(1.12)と同じか、上回っています。浦和一女(1.02)は1倍を僅かに超えました。川口北(0.97)、熊谷(0.94)、熊谷女子(0.92)は1倍に届いていません。
◆専門学科で倍率が高い学校
越谷総合技術・食物調理 2.35倍
川越工業・電気 1.98倍
新座総合技術・食物調理 1.93倍
熊谷農業・食品科学 1.70倍
川口市立・理数科 1.70倍
川越工業・建築 1.58倍
所沢北・理数 1.53倍
大宮・理数 1.50倍
川越工業・デザイン 1.50倍
大宮光陵・美術 1.50倍
芸術総合・美術 1.50倍
理数科の平均は1.30倍で昨年同期の1.31倍を僅かに下回っています。昨年同期は定員に達していなかった熊谷西(1.03)はぎりぎり1倍を超えましたが、松山(0.78))は昨年同期に続き1倍に達していません。
外国語科の平均は0.84倍で昨年同期の0.91倍を大きく下回っています。6校6学科ありますが、1倍を超えているのは越谷南・外国語(1.40)だけです。
今年度新設された国際関係の3校3学科のうち、和光国際・国際は1.33倍ですが、岩槻・国際教養(0.93)と秩父・国際教養(0.28)は1倍に達していません。
県立初の情報系専門学科である大宮科学技術・情報サイエンスは1.20倍で、昨年同期の1.06倍を大きく上回っています。
以上、第1回進路希望状況調査の結果について速報の形でお届けしました。
詳しい分析等を引き続き掲載する予定です。
教育ジャーナリスト 梅野弘之
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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