「さくらオーバルフォート」命名生徒が表彰ー熊谷高校

熊谷高校ラグビー部３年生の岸沢康成さん

落成記念式典で表彰

　熊谷市上川上の熊谷スポーツ文化公園内の新施設「さくらオーバルフォート」の落成記念式典が１８日に行われ、公募で決定した愛称の命名者として、県立熊谷高校ラグビー部３年生の岸沢康成さん（１７）が表彰された。
　岸沢さんはラグビーをやっていた兄の影響で、小学２年生からラグビーを開始。現在のポジションはセンター（ＣＴＢ）で、２３日には第１０１回全国高校ラグビー埼玉大会で初戦を控える。同校は昨年、準決勝で引き分けの末に抽選で涙をのんでおり、「花園を狙う」と雪辱に燃えている。
　落成記念式典では、８月に本拠地を熊谷に移転したラグビーチーム「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の堀江翔太選手（３５）とも交流を深め、刺激を受けた様子だった。「堀江選手はすごく尊敬する選手。自分も大学でもラグビーを続け、プロを目指したい」と話していた。

＝埼玉新聞２０２１年９月２２日付け１１面掲載＝

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