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【全国高校総体】陸上・レスリング結果

レスリング男子 埼玉栄勢3人が3位

 

 全国高校総体(インターハイ)第8日は4日、高知県民体育館などで行われ、レスリングの男子65㌔級の内田怜児、同71㌔級の菊田創、同80㌔級の増田大将(いずれも埼玉栄)が3位となった。
 陸上の男子1500㍍決勝で松井海斗(埼玉栄)が3分51秒02で13位。6月の北関東大会を制した同100㍍の富樫竜輝(武南)は10秒70で準決勝で敗退した。

一歩及ばず 不完全燃焼 男子100 富樫(武南)準決勝で敗退

男子100㍍準決勝 10秒70でゴールした武南・富樫竜輝=鳴門ポカリスエットスタジアム

 

 男子100㍍高校ランキング7位の富樫は、同種目の準決勝で敗退。「不完全燃焼。やっぱりみんな速かった」と悔しそうに天を仰いだ。
 スタート直前、胸に手を当てるいつもの所作で気持ちを落ち着かせる。「最初で最後。3年間の思いを全部ぶつけよう」。序盤は前に出たが、得意の中盤から後半にかけての伸びを欠き10秒70。タイムは、準決勝進出者24人中9番目。決勝に一歩及ばなかった。
 県新人、同総体、北関東大会で100・200㍍の2冠を取り続けた。「仲間や先生の支えがなければ、ここにはいない」と、高校総体の決勝を目指し駆け抜けた3年間を振り返った。
 6日には200㍍を控えている。「これからも走り続ける。まだ全国の舞台はある」と、巻き返しの走りを見せてみせる。

陸上男子1500㍍ 松井(埼玉栄)は13位 高レベル刺激に再び全国上位へ

男子1500㍍決勝 3分51秒02で13位の埼玉栄・松井海斗(中央)

 

 男子1500㍍の決勝に挑んだ2年松井は、3分51秒02で13位に終わった。上位には他県の1、2年生3人が名を連ねた。「まだまだ力が足りない」と高いレベルに刺激を受け、悔しさをにじませた。
 スタートで前に出ると1周目は4位につけ、集団を一時引っ張ったが、中盤でハイスピードの展開についていけず失速。最後尾に落ちたものの、得意のスパートで巻き返し、ラスト1周で4人を抜かした。「力をつけてこの舞台に戻ってくる」と、大舞台での経験を糧に全国の上位を目指す。

 

レスリング男子の埼玉栄 「100点満点」と選手たたえる

 

 レスリングの男子団体で準優勝した埼玉栄が、個人でも活躍した。65㌔級の内田、71㌔級の菊田、80㌔級の増田がそれぞれ3位に入賞。金崎監督は「想像をはるかに超える活躍。100点満点をあげたい」と選手たちをたたえた。

 新チーム発足後、新人大会で花咲徳栄に敗れたことで、練習に熱が入った。菊田は想像以上という躍進を振り返り、「まとまったチームではなかったが、一人一人が目標を持ってやってきた。その結果が出た」と誇らしげに語った。

 

 

=埼玉新聞2022年8月5日付け7面掲載=

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