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アルカス熊谷がラグビーW杯出場を市長に報告

 熊谷市を活動拠点とする女子ラグビーチーム「アルカス熊谷」の選手7人らが10日、市役所に小林哲也市長を表敬訪問し、ラグビーワールドカップ(W杯)などの大会への出場を報告した。選手たちは大会の様子や結果を伝え、ラグビータウン熊谷をさらに盛り上げていくことを誓った。

小林哲也市長(右端)を表敬訪問したアルカス熊谷の選手ら=10日、熊谷市役所

 

 鈴木彩香選手、今釘小町選手、吉村乙華選手、阿部恵選手、長田いろは選手は新型コロナウイルスの影響で昨年に開催されたW杯2021ニュージーランド大会に出場。小出深冬選手と大谷芽生選手がW杯セブンズ2022南アフリカ大会、丸山希香(ののか)選手がワールドスクールセブンズ2022に出場した。
 W杯ニュージーランド大会はプール戦敗退だったが、W杯セブンズ南アフリカ大会は16チーム中で9位だった。ワールドスクールセブンズはニュージーランドをはじめ、オーストラリアやサモア、フィジー、カナダなどの強豪国から24チームが参加した国際的なU18セブンズラグビー大会。日本は優勝し、小出選手もスタッフとして帯同した。
 大谷選手は7人制ラグビー日本代表候補合宿たのめに欠席したが、選手7人はアルカス熊谷の中西貴則ハイパフォーマンスマネジャーと市役所を訪問。鈴木選手は「W杯はテストマッチと違い、経験値の差が出た」、小出選手も「チームとしてはベスト8が目標だった」と悔しさをにじませた。深谷高校2年生の丸山選手は「いい経験ができた。日本代表になれるように頑張っていきたい」と語った。
 小林市長は「日本の女子ラグビーをリードして、レベルアップさせてほしい。これからの活躍を期待している」とエールを送っていた。

 

=埼玉新聞2023年1月12日付け13面掲載=

 

 

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