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サッカープリンスリーグ 昌平が浦和ユース下す

プレミアリーグ参入戦へ

 サッカーの高円宮杯U―18(18歳以下)プリンスリーグ関東第16節は20日、浦和駒場スタジアムなどで行われ、全国高校選手権埼玉大会で優勝した昌平高は、浦和ユースを2―1で下した。11勝4分け1敗の勝ち点37で首位をキープするとともに、今季の2位以内が確定し、プレミアリーグ参入戦(12月9、11日・広島)に出場することが決定した。

浦和ユース―昌平高 後半45分、決勝ゴールを決め、ベンチに向かって喜ぶ昌平高の長(中央)

 昌平高は、0―1で折り返した後半4分に荒井が右CKから直接ゴールを決めて同点。同45分にゴール前で大谷のパスに長(おさ)が左足で合わせて決勝点を挙げた。
 西武台高は東京Vユースに0―2で敗れ、2勝5分け9敗の勝ち点11で10位のままとなった。

 

後半修正 主導権奪う

 昌平高は、1週間前に全国高校選手権出場を決めた勢いそのままに、この日はプレミアリーグ参入戦の切符を獲得した。
 13日の埼玉大会決勝と同じ先発メンバーで臨んだ浦和ユース戦は、前半に苦戦。藤島監督は「プリンスのスピード、強度に慣れず、うまくいかなかった」。同39分に中盤のミスで失点するなど、相手にボールを保持され、シュート数は2本と昌平高には珍しく押し込まれる展開に。
 それでも、後半はボランチの位置を上げたことで中盤が機能。次第に試合の主導権を握ると、同4分に荒井が直接CKで同点弾を決めた。同45分には長(おさ)が「自分のミスで失点したから気持ちで押し切った」と決勝点を奪った。
 21日は、全国高校選手権の組み合わせ抽選会が行われる。主将の津久井は「どこが来ても勝てる自信がある」と意気込み、「選手宣誓になったら緊張するな」と冗談めかしてほほ笑んだ。

 

=埼玉新聞2022年11月21日付け7面掲載=

 

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