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バスケットボール埼玉カップ2023 結果

男子 正智深谷 準優勝
女子 昌平が4位

 

 高校年代のバスケットボール埼玉カップ2023は2日、深谷ビッグタートルなどで男女の決勝などを行い、男子は準決勝で正智深谷が育英(兵庫)に78―67で競り勝ち、決勝では美濃加茂(岐阜)に78―94で敗れて準優勝した。
 女子の昌平は準決勝で聖和学園(宮城)に54―67で敗れ、3位決定戦も東京成徳大高に59―80で敗れた。

 

劣勢でエースの自覚

男子決勝 美濃加茂―正智深谷 第2クオーター、正智深谷の三村(4)がシュートを決める

 

 男子の正智深谷はシューターの市川をけがで欠き、負けを覚悟して臨んだ準決勝で育英を退けて決勝に駒を進めた。
 美濃加茂との決勝は第1クオーターに14―29とリードされ、成田監督は新3年生のエース三村に何度も雷を落とした。成田監督が「今まで主役をもり立てる形で才能を見せていたが、今年は彼がリーダーでスコアラー。彼がボールに触らないと流れが止まる」と期待する背番号4が、第2クオーターから躍動した。
 第3クオーターには一時同点に追い付き、「相手がメンバーを落としてくれたこともあるが、しっかり立て直したことは評価できる」と指揮官。三村も「ダメダメだったので最後はやってやろうと思った。ミドルジャンパーがうまくいった」と試合中にうまく気持ちを切り替えられたことを収穫に挙げた。
 終盤は留学生の対応に手を焼いてファウルが重なり、惜しくも準優勝に終わった。「ダメなときこそ自覚を持ってやりたい」と三村。今年のチームはサイズの大きさが特長で、今後の伸びしろが楽しみだ。

 

 

縁の下の力持ち「得点に絡めた」
男子・伊奈学園

男子7位決定戦 中部大第一―伊奈学園 第4クオーター、伊奈学園の牛山がシュートを決める

 

 男子の伊奈学園は7位決定戦で中部大第一(愛知)に競り勝ち、意地を見せた。尾石監督は「ディフェンスを頑張れた。全国区を相手取るにはスタミナを強化しないといけない」と2日間で5試合を戦った選手たちをねぎらった。
 体調不良のエース町田を欠いた7位決定戦では牛山が攻守で奮闘。尾石監督は「スタッツに残らない部分を頑張ってくれた」と縁の下の力持ちに感謝し、牛山は「リバウンドと速攻を意識して得点にうまく絡めた」と手応えを口にした。

 

=埼玉新聞2023年4月3日付け6面掲載=

 

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