埼玉新聞社 高校受験ナビ

全国高校スケート 結果

女子予選 石田(淑徳与野)

男子予選 山田(埼玉栄) 決勝進出へ

 

元気与える 華麗な滑り

女子予選 SPで演技する石田真綾

 

 アップテンポな曲に合わせスピード感あふれる演技を披露した淑徳与野の石田は「見ている人に楽しんでもらえるような演技をと思い切りできた」と渾身(こんしん)の滑りを振り返った。
 今大会は「チャレンジ精神で」と技の難易度を上げて臨んだ。トリプルフリップ・ダブルトーの合わせ技などをしっかりと決めたが、ジャンプの回転不足もあり「悔しい。次はノーミスでいきたい」と気を引き締める。
 「元気な曲が好き」と3年間同じ曲、衣装で挑んだ。ロック調にアレンジされたCANONははつらつとした石田にぴったりの曲で、見ている人に元気を与える滑りだった。今大会は石田のホームリンクでの開催。「点数よりも満足のいく演技をしたい」と決勝でも華麗に舞うつもりだ。

 

スピン強化で充実

 埼玉栄の山田は「本番で良い演技ができた」と充実の表情を見せた。昨大会からの1年間でスピンを強化。反復練習で回転速度を上げ、水平を保つことを意識して3年連続の決勝進出を決めた。
 身長178㌢。沖縄県で5歳からスケートを始め、高校は埼玉栄に進学した。この日は1番目での滑走で緊張もあったというが「このリンク出身(の選手)で適任だったかな」と冗談交じりに笑った。9位から挑むフリーに向け「どこまでできるかチャレンジしたい」と意気込んだ。

 

もっと表見を磨く

女子21位・佐藤優妃(上尾南)の話

 すごい緊張したけど最初のジャンプを成功させられてよかった。(課題は)いつもなら跳べるところでうまく踏み切れなかったところ。強い選手たちに刺激を受けたので、表現の部分をもっと磨きたい。

 

成果出せるように

女子34位・綾部花恋(上尾橘)の話

 去年より難易度の高い技に挑戦したが、いつもできていることができなくてやっぱり悔しい。緊張したけれどこういう大会に出られるだけでうれしいので、いつか練習の成果を出せるように頑張りたい。

 

=埼玉新聞2023年1月17日付け7面掲載=

 

サイト内の

淑徳与野高校の基本情報は→こちら

埼玉栄高校の基本情報は→こちら

上尾南高校の基本情報は→こちら

上尾橘高校の基本情報は→こちら

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP