
包括連携協定を締結した(後列右から)県立和光国際高校の佐藤忠好校長と同校地域貢献活動委員会「地域交流スタッフ・わっこう」の関口咲英委員長、和光市の柴崎光子市長、同校生徒会の石黒杏奈会長、和光市の石川毅教育長。前列は同委員会の生徒ら=和光市役所
和光市と県立和光国際高校(佐藤忠好校長、生徒数945人)は5月27日、「包括連携に関する協定」を締結した。同校の生徒らは市のPR動画の制作に携わるなど地域貢献活動に主体的に取り組んでおり、持続的な連携体制を構築し生徒らの地域への愛着や関心を育み、国際的視野を備えた若者の発想力や行動力を生かし地域課題の解決を図り、魅力あるまちづくりを推進するのが狙い。
市は跡見学園女子大や十文字学園女子大など大学5校と包括連携協定を締結しているが、高校との協定は初めて。
協定書によると、両者は目的達成のため、①まちづくりの推進②地域の活性化③シティプロモーション推進ーなどに関して連携協力する。連携事項を円滑、効果的に推進するため、調整窓口を設置し、連携の具体的な内容について、定期的に協議。事業内容を積極的に発信する。
同高の生徒らは、市内の子どもたちに英語を親しんでもらうレクリエーションや中学生への学習支援などを行っている。同高生徒会は2024年、地域貢献活動委員会「地域交流スタッフわっこう」(関口咲英委員長)を立ち上げ、積極的な地域貢献活動に取り組んでいる。
同委員会は25年1月の和光市で開催されたNHKのど自慢で市を紹介するVTRのエキストラに出演したり、同年6月には広沢地区の複合施設「わぴあ」総合児童センターの音楽スタジオや自習スペースの利用について、高校生としての意見を提案するなど市との連携を図っている。
こうした実績を踏まえ、市は昨春、若者の発想を積極的に取り上げ、まちづくりに反映する持続的な連携体制をつくろうと同校に協定の締結を提案、協議を進めていた。
協定締結式は市役所で開かれ、柴崎光子市長や同校の佐藤校長や石黒杏奈生徒会長らが出席。佐藤校長は「長年にわたる生徒の主体的な活動が評価され協定として実を結び、誇りに思う。市と学校がワンチームとして、地域の共生や活性化に役立てていきたい」などとあいさつ。
石黒会長は「生徒の活動が大きな形として結実したことは誇らしく、今後は生徒が市と深く関わり、市民として学校生活をより充実できれば」、関口委員長は「より多くの生徒が交流活動を通して市の思い出をつくれるように架け橋となり、生徒と地域をつないでいきたい」と抱負を語った。
柴崎市長は「公式な協定を締結したことで、いろいろなことができると思うので、ぜひ、いいアイデアを聞かせてほしい」と期待を寄せた。
=埼玉新聞2026年6月8日付け11面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ2026~
和光国際高校は、令和8年4月に新校「和光国際高校」として、普通科及び県内初となる国際科の2学科を設置する学校として開校しました。「国際感覚を身に付け、国内外で活躍できる人間の育成」を目指す学校像として掲げ、地球規模の課題の探究活動に取り組み、国際理解教育の更なる充実を図ります。多種多様な語学教育プログラム学習、短期海外研修や国際交流活動の充実、55分授業(33単位)の実施で皆さんを大きく成長させます。
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