埼玉新聞社 高校受験ナビ

小学生の保護者へ講演会を開催-県立浦和高校

校長らが

「世界のどこかを支える人材を育てる教育とは」をテーマに

 

 

小学生の保護者へアドバイスを送る武蔵高等学校中学校の杉山剛士校長(左)と県立浦和高等学校の水石明彦校長=さいたま市浦和区の県立浦和高等学校

 

 さいたま市浦和区の県立浦和高等学校は17日、同校で小学生の保護者を対象とした講演会を実施した。講演会には、同校の水石明彦校長と歴代の同校校長でもある武蔵高等学校中学校(東京都練馬区)の杉山剛士校長が登壇し、「世界のどこかを支える人材を育てる教育とは」をテーマに、トークセッションを行った。
 小学生の子を持つ親へ、子どもたちの今後の進路選択を考える際の参考にしてもらうことを目的に10年前から開催しているイベント。今回で4回目となる講演では、子どもたちが高校時代に身に付けるべき力や中高一貫校か公立かを悩む保護者へのアドバイスが両校長から語られた。
 高校時代に身に付けるべき力のひとつに「チャレンジする力」を上げた両校長。子どもたちがチャレンジをしていくために必要なこととして杉山校長は「失敗させたくないがために、先回りをしてはいけない。学校は失敗すべきところだし、失敗を受け入れることが大事だと思っている」と話した。
 中高一貫校か公立中学校に進み高校受験を考えるかのテーマに関して、水石校長は「(中高一貫校を受験するのか、高校受験をするのか)比較で考えるのではなく、(志望校として考える)学校を個別に考えることが大事。自分の将来の進路選択に対して、納得できる学校を選んでほしい」と語った。

 

=埼玉新聞2021年10月21日付け14面掲載=

 

 

サイト内の

県立浦和高校の基本情報は→こちら

 

 

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP