赤石選手(上尾高校卒業生)らが知事に報告
「楽しさかみしめた」
東京パラリンピックの男子車いすバスケットボールで銀メダルを獲得した赤石竜我選手(さいたま市出身・在住、上尾高校出身)と藤沢潔選手(さいたま市在住)が大野元裕知事を訪れ、結果を報告した。2人には県スポーツ賞会長特別賞が贈られ、大野知事は「パラリンピックの意義の大きさを示した。違う色のメダルもあるので、ぜひ狙ってほしい」と期待した。
2人は県を拠点にする車いすバスケチーム「埼玉ライオンズ」に所属している。藤沢選手は「チームから2人が選手に選ばれ、結果を残して知事に報告できることがうれしい」と喜んだ。大会について赤石選手は「本当に開催されるのかという不安もあった」と打ち明け、「勝ち進むことで、バスケの楽しさをかみしめることができた」と話した。
大野知事は大会について、「非常に盛り上がった。コロナ禍で多くの人が上を向くきっかけになった」とし、「『おめでとう』と感謝の気持ちを伝えたい」と話した。
=埼玉新聞2021年10月17日付け10面掲載=
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