公立高校の入試の仕組みについて話す教育ジャーナリストの梅野弘之氏=27日、吉川市上笹塚の吉川市立東中学校
埼玉新聞「教育セミナー」が9月27日、吉川市立東中学校(吉川市上笹塚、林晴彦校長)で行われ、教育ジャーナリストの梅野弘之氏が保護者を対象に「令和5年度入試 これからの受験対策」をテーマに講演した。
同校PTA主催の家庭教育学習の一環で、当日はPTA役員を含む18人が参加したほか、3年から1年までの全学年の保護者に向けてオンラインでライブ配信もされた。
梅野氏は「入試に必要な情報は埼玉県教育委員会および埼玉県立総合教育センターのホームページに掲載されているので必ず確認すること」と前置きした上で、選抜基準等の公立高校入試の仕組みや今後の勉強方法について講演した。「入試の合否は学力検査と調査書点の合計で決まる。学校によってその割合の違いはあるが、これから伸ばすべきは学習の記録(通知表)を良くするため2学期の中間・期末テストを頑張ること、そして学力検査で1点でも多く取るため過去問で出題の内容や形式を知り、それを反復し、形式に慣れること」と過去問学習の重要性を出題例を挙げて説明した。
梅野弘之氏プロフィール
教育ジャーナリスト、元埼玉県公立高校教諭。メディアバンクス代表取締役。埼玉新聞受験特集に執筆するほか入試関連イベント、進学情報誌の編集発行に携わる。
セミナーのダイジェスト版はこちら↓
埼玉新聞「教育セミナー」の講師派遣依頼は
→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事