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日ハム育成1位 藤田外野手(花咲徳栄高)が加須市長を表敬訪問

 プロ野球ドラフト会議で日本ハムからの育成1位指名を受けた花咲徳栄高校の藤田大清(たいせい)外野手(18)が7日、加須市役所に角田守良市長を表敬訪問した。同校はドラフト指名が8年連続で、高校では歴代最長記録。藤田外野手は「早く支配下になって、日本ハムを日本一に導けるようにしたい」と話した。

 

角田守良市長(右)と岩井隆監督(左)から激励を受ける藤田大清外野手=加須市役所

 

 藤田外野手は東京都練馬区出身。身長187㌢、体重84㌔の恵まれた体格を誇る左の強打者で、振り切るスイングで強い打球が持ち味。背番号は「125」。藤田外野手は「一番の売りはバッティング。長打力とバットコントロールには自信がある」と話した。
 角田市長は「花咲徳栄高校で3年間野球をやっていただいたので、藤田選手はいわば準加須市民。日本ハムを日本一に導けるように、目標に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。
 藤田外野手は花咲徳栄では2年生の秋から3番右翼手としてレギュラー入り。3年生の春の県大会では3回戦、東農大三戦で満塁本塁打を放ち注目された。同夏の県大会では6試合26打数12安打で、打率4割6分2厘の好成績を残した。
 藤田外野手のプロ野球入りで、同校はプロに14人目を輩出する。同校の岩井隆監督は「プロ野球に出すということは、野球を教えるだけではできない。田中一夫校長をはじめ、先生方にいろいろな角度から教育していただいた結果だと思っている」と話す。
 藤田選手については「長所は体格。体が大きい割にはスピードとパワーがある。夢のある選手。体のケアをして、けがをしなければ、球界を代表するような選手になると思っている」と期待を寄せた。

 

=埼玉新聞2022年12月10日付け11面掲載=

 

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