
実際の業務内容を学ぶ生徒ら=入間市の東野高校
日本航空のパイロットと客室乗務員が仕事の魅力ややりがいを高校生に伝える取り組みが、入間市の東野高校で開かれた。
同校は本年度、「すべては探究」というキャッチフレーズを掲げ、探究学習の充実を図っている。今回は探究WEEKの一環として、1年生全員を対象に実施。同校の学校制服を手掛ける菅公学生服グループの丸幸(坂戸市)が、同グループの取り組みとして企業を招いての探究学習を提案して実現した。日本航空による探究学習の開催は、県内で初という。
今回の取り組みでは、県内出身のパイロットと客室乗務員の2人が登壇。フライトに向けた準備や勤務スケジュール、利用者と接する際に心掛けている点などをスライドや動画で丁寧に伝えた。特に、普段見ることのできないコックピットの様子や客室乗務員によるアナウンス実演の場面では、生徒たちは目を輝かせながら熱心に耳を傾けていた。
伝田愛梨さん(15)は「朝早い出勤のシフトもあり大変そうだと思った」。看護師や薬剤師などの身近な人を支える仕事をしたいという自身の夢と照らし合わせながら、「客室乗務員として働くための思いやりや、パイロットの事前準備と自己管理の重要性が参考になった」とうなずいた。
将来、アパレルブランドの立ち上げを目指すという来山彼良さん(15)は「まずは進学して経営学を学びたいと考えているが、仕事をする上での気持ちが大事だと学んだ。健康維持に気を使うパイロットの働き方を学べて良かった」と振り返った。
=埼玉新聞2026年5月27日付け10面掲載=
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