「一度でも1軍の打席に」
昌平高校の卒業式に出席した楽天の吉野創士外野手(同校提供)
プロ野球東北楽天のドラフト1位ルーキー吉野創士外野手(18)が3日、杉戸町の昌平高校の卒業式に出席し、オンライン取材に応じた。
1月初旬にチームの新人合同自主トレーニングに参加したため、クラスメートや野球部のメンバーと顔を合わせて会うのは、約2カ月ぶり。久しぶりの友人たちと記念撮影をするなど、高校生活最後の時間を惜しみなく楽しんだという。
高校3年間での一番の思い出に、昨夏の埼玉大会を挙げた。「精神面できつくなった時にもうひと踏ん張りする力が成長できた」と語り、色紙に「我慢強さ」と書いて同校正門前で記念写真を撮影した。
キャンプ中は、浅村栄斗内野手や茂木栄五郎内野手から打撃のアドバイスを受けるなど、「短いようで濃い時間だった」と振り返った。
本格的に始まるシーズンに向けて吉野は「1年目で一度でもいいから1軍の打席に立たせてもらうため、ファームでアピールして、石井監督に認めてもらいたい」と意気込んで、昌平高校から巣立った。
=埼玉新聞2022年3月4日付け7面掲載=
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