県ゆかりのトップアスリート選手が小中学生を指導

小中学生を指導する佐藤拳太郎選手（中央）（提供）

　埼玉陸上競技協会は１２日、上尾運動公園陸上競技場で小中学生を対象とした「埼玉チャレンジカップ」を開催した。県にゆかりのあるトップアスリート６選手を講師に招き、講習やプレゼント抽選会などで子どもたちと交流を深めた。
　午前中に行われた記録会では、小学生４種目、中学生３種目を実施。好記録で活躍したとしてＭＶＰに小学生の部は山田星彰（デカキッズ）と檀ひなた（友誠館）、中学生の部では水飼優心（草加栄中）と岡田紗和（春日部豊野中）がそれぞれ選ばれた。
　午後の講習では、陸上男子４００㍍日本記録保持者の佐藤拳太郎（豊岡高―城西大出）、地主直央（川越東高出）、中井脩太（深谷一高―大東大出）、青木涼真（春日部高出、ホンダ）、吉田詩央（埼玉栄高出）、池畠旭佳瑠（聖望学園高出、駿河台大ＡＣ）の６選手が講師を務めた。各講師が実際に動作の手本を見せるなど、トップアスリートの動きを間近で見た参加者たちは、スピードや力強さに驚いていたという。

＝埼玉新聞２０２３年１１月１８日付け６面掲載＝