【柔道】
男子100㌔級 新井(埼玉栄)が初優勝
女子48㌔級 中山(埼玉栄)に初栄冠
(第1、最終日・15、16日・リプロ武道館)
男女個人の14階級を行い、男子100㌔級は新井月堂(埼玉栄)が初優勝した。同60㌔級は柴野基(武蔵越生)、同66㌔級は今井大貴、同73㌔級は早川歩幸、同81㌔級は中山虎星、同90㌔級は小松大峨、同100㌔超級は渡辺翔太(以上埼玉栄)がそれぞれ頂点に立った。
女子48㌔級は中山実(埼玉栄)が初の栄冠を手にした。ほか6階級も埼玉栄勢がタイトルを獲得し、同52㌔級の照井稔咲、同57㌔級の小野京愛、同63㌔級の霜山薙由楽、同70㌔級は大森柚花、同78㌔級は高橋ここ、同78㌔超級は福田尚央がそれぞれ優勝した。
各階級の優勝者が全国高校総体(8月6~10日・和歌山)に出場する。
手の内知る仲間に勝利

男子100㌔級決勝 埼玉栄の新井月堂(上)が埼玉栄の大沼謙心に内股で一本勝ちを収める
男子100㌔級は埼玉栄の新井月堂が初の頂点に立った。決勝の相手は日頃から練習で顔を合わせている同校の大沼謙心。手の内を知る仲間に勝利を収め、「力は互角。やりにくかった」と本音を漏らし、安堵(あんど)の表情を見せた。
シードで2回戦から登場し、決勝まで全て一本勝ちで駒を進めた。「全部一本を取るつもりで戦った。勢いのある大内刈りと内股が得意」と決勝でも自信を持って仕掛けた内股が試合終盤に決まった。
小学1年から始めた柔道。小さい頃は体の線が細く、体重を落としてしまうことがあった。食事の量を増やし、日々のトレーニングで筋力強化を図ってきた。これまで積み重ねてきた努力が結実した。
昨年の県高校総体決勝で敗れた悔しさを晴らし、全国高校総体初出場の切符をつかんだ。「インターハイ出場は通過点。目標は優勝すること」と向上心は尽きない。そのためには組み手の質を高めることが最優先と考えている。「練習量をさらに上げていきたい」と力を込め、日本一に向けた歩みを進める。
豪快に一本勝ち

女子48キロ級決勝 埼玉栄の中山実(奥)が武南の山崎初音に技を仕掛ける
女子48㌔級は埼玉栄の1年中山実が初制覇した。4分間で決着がつかず延長戦にもつれ込んだ決勝で、最後は豪快に一本勝ちした。「足を動かして最低限のことはできた。自信がついた。ほっとしている」と笑顔があふれた。
1回戦は一本勝ちで好発進した。続く準々決勝で不戦勝となったが、集中力を維持して準決勝も勝ち切った。決勝は粘り強く技を仕掛け、「絶対に勝ちたかった。GS(延長戦)で気持ちが上がった」と最後はともえ投げで勝負を決めた。
中学時代は男子と一緒になって練習に励んだ。「受け身が強くなった」と体格の勝る男子の投げ技を受けながら成長につなげた。初めて県を制し自信もついた。「インターハイでは先にペースをつくって、投げて勝つ」と気合を入れた。
【フェンシング】
フルーレ団体 男子の埼玉栄V4
女子は埼玉栄40連覇
(12、14日・サイデン化学アリーナほか)
男女のフルーレ、エペ、サーブル個人とサーブル団体を行い、男子サーブルはトゥルヒーンミハイル(星槎国際川口)が、女子エペは羽石祐丹(星槎国際川口)がそれぞれ決勝リーグ3戦全勝で2連覇を飾った。
男子フルーレ団体決勝は埼玉栄が立教新座を5―1で下し、4年連続35度目の優勝。女子フルーレ団体決勝は埼玉栄が5―0で与野を破り、40連覇を達成した。
男女個人の各種目上位2人と団体の優勝校が全国高校総体(8月10~13日・滋賀)に出場する。

男女団体で優勝した埼玉栄の選手たち(提供)
【ソフトボール】
男子 埼玉栄7年ぶり優勝
女子 花咲徳栄2連覇
(第3日―最終日、13、15、16日・熊谷荒川緑地公園ほか)
男女の決勝などを行い、男子決勝で埼玉栄が春日部共栄を7―4で下し、7年ぶり27度目の優勝を果たした。女子決勝は花咲徳栄が7―4で埼玉栄を破り、2年連続3度目の頂点に立った。
男女の優勝校が全国高校総体(8月2~5日=男子、7月27~30日=女子・大阪)に出場する。
【バドミントン】
団体 男女とも埼玉栄に栄冠
(12~15日・上尾運動公園体育館ほか)
男女のシングルス、ダブルス、団体の決勝までを行い、団体は男女ともに埼玉栄が栄冠を手にした。優勝は男子が27大会連続27度目、女子が12大会連続33度目。
全ての種目で埼玉栄勢がぶつかり、男子シングルスは萩原駿希が山口晃央を抑えて頂点に立った。萩原は松本真優と組んだ同ダブルスでも優勝し、2冠を達成した。女子はシングルスを奥田紗世が、ダブルスを皆川恵茉・深沢果帆がそれぞれ制した。
男女の団体優勝校、同シングルスの上位2人と同ダブルスの上位2組が全国高校総体(7月23~27日・和歌山)に出場する。
【重量挙げ】
男子56㌔級 伊藤(川口)制す
女子53㌔級 上地(埼玉栄)が頂点
(13日・埼玉栄高)
男女計11階級を行い、男子56㌔級は伊藤大翔、同60㌔級は中山瑛裕、同65㌔級は渡辺涼成(以上川口)が制した。同71㌔級は広木聖人、同79㌔級は石郷岡広樹、同88㌔級は田口伸、同94㌔級は田口大地(以上、埼玉栄)が栄冠をつかんだ。
女子53㌔級は上地未来、58㌔級は安井優、63㌔級は吉田凜乃(以上、埼玉栄)が制し、77㌔級は佐川心望(吉川美南)が頂点に立った。
=埼玉新聞2026年6月17日付け7面、19日付け7面掲載=
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